後悔した話

僕は毎日を能天気にヘラヘラ生きていて後悔とは縁がなく、失敗をしても勉強料だハハハで終わりです。そんな僕が最近ひっさびさに後悔したので、書き残しておこうと思います。全く楽しい話じゃないです。戒めのオタク自分語りに終始します。

 

数日前に、スマホのカレンダーに○○さんの誕生日と出ていました。彼は1年近く前に亡くなった同級生で、高校2,3年で同じクラス、学部は違うけど大学も同じでした。高校では名簿が近い男同士だったこともあり結構会話してたし、大学でも偶にすれ違ったら挨拶する仲でした。

大学で久しぶりに会った彼はテニサー(ガチ競技志向)に所属し、びっくりするくらい日焼けしていて、遠征費が大変だとか言いながらテニサーのスポーティな女子大生と笑いあってて、オタクにはあまりに眩しかった。最後に会ったのは亡くなる半年くらい前の僕が1留目の年で、彼は大学院に進学し元気そうにやっていました。

それだけに訃報は突然のことでショックだったし、身近な同級生が初めて亡くなったショックもありました。これから2留する俺みたいなタコじゃなくて、あんなに良い奴で出来る奴が死ぬのかと悲しかった。ただ僕は彼の葬式には行きませんでした。訃報の連絡を受けた時に葬式は2日後に新潟で行われるとあり、札幌から行こうと思えなかったのです。

 

数日前に戻ります。彼の誕生日ということで思い出を色々と辿っていました。高校の教室での他愛ない会話、受験も近い高3夏の県大会でまだ勝ち進むんか!ってくらい結果を出してたこと。彼は文武両道でエネルギー溢れる素晴らしい人間だった。同級生が葬式に札幌から来るくらいに良いやつだった。なのに俺は行かなかった。平日だから飛行機も取れただろうし、新潟なんて実家に泊まれば良いし、大学は葬式だって言えば幾らでも都合付きます。

高校大学が同じだった数少ない人間なんだし、たくさんある思い出を自分の中に留めずに、話に行けば良かったと1年越しに後悔しました。これが僕のひっさびさの後悔です。

今後は、葬式とか、結婚式もかな、仲良かったり、世話になった人の式には極力行こうと思います。

もちろん同級生達はこんな不摂生野郎よりみんな長生きしてくれることを祈っています。

最後に、数多の戦いを共にした不健康しょうもなWoTオタク共、お前ら大概アル中とか肺ガンとかで早死にするだろうけど、死んだらお別れに行くから、死を悟ったらちゃんと連絡飛ぶようにしとけよ。